子供への教育の選択肢としては、水泳・サッカー・野球がメジャーではありますが、ピアノ教室というのも、思った以上にいるんですよ。
特に最近では性別関係なく、音楽と触れ合うという目的も持って、周りのママ友の話だとピアノ教室に通うお子さんが増えてきているようです。
本記事では、お子さんをピアノ教室に通わせるにあたって、親御さんが知っておくべきポイントをご紹介します。
目次
子どもは「ちゃんとできない」のが当たり前
子供にレッスンをちゃんと受けさせたいのは親の意見です。
レッスン料を払っているのだからそのお金に見合った成果が欲しいのは理解できます。
しかし、実際にレッスンを受けるのは親でなく子供です。ちゃんとしない、練習に行かないには必ず理由があります。
子供は基本的にちゃんとできないということを親が理解しておくべきです。まずは完璧にできるということを求めずにしっかりと褒めることからスタートです。
指導をするのは先生であって親ではありません。

子供が通うなら大手?個人教室?どっちがいいの?
大手のメリットとデメリット
・メリット
教室が複数拠点あるため、選択がしやすい。
曲や教材、講師を選択できる。
金額がはっきりしている。
発表会によって自分の子供の評価がわかりやすい。
・デメリット
費用が個人教室にくらべて若干高め。
個人教室のメリットとデメリット
・メリット
大手ピアノスクールに比べて若干安め。
出張レッスンをしてくれる先生もいる。
・デメリット
レッスン代がバラバラ。
ホームページがない場合が多く探しにくい
教え方にばらつきがある。
発表会がないため子供の上達度が把握しにくい。
大手や個人どの教室にもメリット・デメリットがあるため、絶対にどちらがいいというのは断言しかねます。
しかし、1番大切なのは子供が楽しんでピアノを学べることです。体験レッスンを通じて大手が合うのか個人教室が合うのかを試してみましょう。
個人的には、大手ピアノ教室の方が、講師自身が多くの子供を扱っているという経験を持っているので、子供の意欲を保つのがうまいと思います。なので、大手ピアノ教室の方がおすすめです。
先輩ママからのアドバイス~子どもをちゃんと見てあげよう
練習を習慣づけることが大事です。例えば「ご飯を食べたらお皿を片付けて歯を磨く」と言ったようにピアノの練習を習慣化とすることです。
子供には特に母親からの承認欲求が強く放置をしていてもなかなか練習に取り組んでくれません。
おすすめは母親が何かをしている間練習してみようかと提案することです。「洗濯ものをたたんでいる間〇〇ちゃんのピアノが聞いてみたいな」と提案してみると良いです。たとえうまくできなくてもちゃんと褒めてあげることも大切です。
幼児レッスンで大事な3つのポイント
2歳ごろからピアノのレッスンをする方も多くなっています。ここでは幼児レッスンにおいて重要なことを3つに分けて説明致します。
体験レッスンでやる気がでたか
レッスンを始めるにあたり、まず体験レッスンをするのが必須です。体験レッスンを勧めてくる講師の方を選び、体験レッスンを通じてお子さんが通いたいと思ったらレッスンのスタートです。
幼児レッスンは親の覚悟が必要
子供が幼児のためなかなか上達しない、後から入った子供に追い抜かされるということは珍しいことではありません。自分の子供ができないからと言って子供を追い詰めるようなことをしない覚悟を持ちます。
親はピアノ教室との通訳
講師と子供とのコミュニケーションは子供だけでなく講師にも負担があります。
大人同士でも同じことが言えます。親の役目としては家に帰った後のフォローが大切なので子供が理解できなかったところを先生の代わりにフォローできるように努めてください。
ピアノを通じて、親として子どもの為にできること
ある程度ピアノを知っている親であると、ついつい口に出してしまい子供のやる気をそいでしまいます。ぐっとこらえて褒めていき子供をピアノ好きにするサポート役に徹しましょう。
毎日欠かさず練習を行う、できなかった曲ができるようになったら褒めてあげます。
大人になっても褒めてもらうという行為はうれしいものです。子供なら一番褒めて欲しいのは親なのでどんどんうまくなりたいという気持ちが出てきます。
