基礎知識

正しいアンブシュアで基本のタンギングの練習を始めよう|サックスの練習場所の確保とミュートの使用

音を出してみよう!アンブシュアって何?

サックスを演奏する際に、マウスピースを咥える唇や舌の形をアンブシュアと言います。

サックスは多様な音色を出すことが出来る楽器で、出す音によって、また吹く人それぞれの口の形や歯並びなどから、アンブシュアもいろいろな形にしますが、共通する基本があります。

下唇は下前歯の上に巻き込み、顔の笑筋を意識してに口端を締めます。上下左右から固定できているのが理想です。

マウスピースの先端は1cmくらい咥え、口は「う」の形にします。正しくアンブシュアができていると、息漏れを防ぐことができ、音が安定して少しの息でも演奏できるようになります。

サックスの演奏に欠かせないタンギングの練習方法とは

サックスで音を出すときに、必ず必要なのはタンギングです。

練習によってコツをつかむようにしましょう。タンギングの際には、舌は最小限に動かし、あごはなるべく動かさないようにします。

また、リードの当たる位置が舌先だとタンギングのスピードが遅くなり、歯切れも良くないので、舌先を下の歯の後ろに置き、それより少し奥があたるようにします。

なるべく少なく舌がリードに接するようにします。そして、タンギングをする時は、一音ずつ息で止めずに、音を出す前から終わりまで息は入れたままタンギングします。

そして「トゥ、トゥ…」と発音すると言われますが、どちらかと言うと「ト、ト…」と発音するように意識してみましょう。

そして練習するときには、メトロノームで最初♪=60くらいで四分音符で刻み、つぎに八分音符、三連符、十六分音符とテンポを上げていき、全部の音域でr練習します。また、舌の筋肉を訓練するために、普段から早口言葉の練習をするのもよいでしょう。

自分の理想のイメージを明確にしよう

サックスはバラエティーに富んだ豊かな音を出すことができます。

サックスを始めた人は、その多くが、誰かの演奏を聴き、その音色に魅せられたことがきっかけでしょう。

ところがいざ自分が弾いてみると、そのギャップに誰もが愕然となります。

いくら基礎練習を繰り返していても、なかなかこれだという、思うような音が出せない、満足いくフレーズが吹けない。

そういう時には、まず自分の理想の音というものを見つけてみましょう。こういう音が出したいというものがはっきりすれば、それをイメージしながら練習してみましょう。

そして音のコントロールができるようになるためにも、基礎練習は欠かさないようにします。ロングトーンの練習は、少しずつでも継続的に全音域やりましょう。

ヴィブラートを練習して上手にかけられるようになれば、表現力が増して音色も充実していきます。そして、基礎練習とともに自分が弾いて楽しい曲も練習して、練習を楽しみましょう。

プロの演奏を生で聴く機会や、バンドで演奏するなどの体験がヒントになることがあります。自分がこれだと思う音が少しでも出せるようになると、ひとつ成長し、さらに音楽が楽しくなっていくことでしょう。

少し前のめりがいい?サックスを吹く時の姿勢と呼吸法

サックスを正しい姿勢で吹くこともとても大切です。

サックス奏者が、身体をそらして演奏していることがありますが、演出上、見せるためにしているだけなので初心者は真似しないようにしましょう。

また、意識して背筋を伸ばしすぎて、身体を反らさないように気をつけます。身体を反らしすぎてしまうと、腹筋が使えず息がコントロールできません。

そして肩の力は抜き、自然にします。そして、あごは引きすぎず、上げすぎず、リラックスした状態を保ちましょう。

また、ストラップの長さも重要で、マウスピースを咥えた時サックスが動かないように調整します。座って演奏するときには、体の真ん中で前に持つか右側面に持ちます。右側面に持つ場合は、マウスピースを少し斜めにすると吹きやすくなります。

サックスの無料と有料の練習場所はどこ?

サックスを練習を始めるにあたって、まず悩まされるのは練習場所の確保でしょう。

サックスの音量は90db~100dbとされていて、電車が通過するときの高架下くらいの大音量です。

有料のサックス練習場所

自分の家や部屋に防音設備がない時の練習場所として、思い浮かぶのは音楽スタジオやカラオケなどです。

カラオケ

カラオケは気軽に利用でき、値段も1時間1ドリンク+20円という低価格からありますが、楽器演奏を断る店舗もあるので、確認した方が良いでしょう。

音楽スタジオ

音楽スタジオならば問題ありませんが、バンドなどが優先で、個人では予約が入れにくいところもあるようです。

また、楽器店や音楽教室でも練習室を借りられるところもあります。「ヤマハ音楽教室」や「カワイ音楽教室」などは会員でなくても練習室を貸してもらえますが、カラオケなどに比べ、料金が高めです。

他に、地域の公民館などの公共施設も、安く借りられるのでおすすめです。

ただ、1か月以上前の予約が必要な施設もあるので確認しましょう。

無料でできるサックスの練習場所

お金をかけず練習できるのは、公園や河川敷などの戸外ですが、季節や天候に左右されるのと、近所に民家があると騒音が迷惑になるのが難点です。

車の中での練習もお金はかかりませんが、せまい車内では練習しにくく、思ったより音が漏れるので、民家などがまわりにない場所に移動しなければならないという欠点があります。

防音対策ならミュートを使おう

サックスを防音設備の無い部屋で練習したいとき、どうしても消音したいとき、ミュートを使う方法があります。

ミュートといってもサックスの場合は構造的にトランペットのように先を塞ぐ方法でミュートは出来ません。

市販のMagilanck サックスミュートは、息の量を調節して、音量を押さえる器具です。他の消音機としてはベストブラスから発売されているe-saxがあります。

サックスを全体的に包み込むような形で、普段の会話レベルにまで消音することができます。

ヘッドフォンを使って自分の吹いている音をアコースティックで聞くことができ、他のオーディオ機器と接続して録音したりもできます。

運指の練習には最適とは言えませんが、息の練習にはもってこいです。防音室をレンタルすればその点も心配ありません。

35db~40db消音することができて、レンタル料は1か月1万円くらいからです。

ABOUT ME
EMI
高校時代にみんなでいったカラオケで周りからバカにされてトラウマに。 独学でいろいろと歌を勉強してみたものの全くうまくならずに、一念発起してボイトレスクールに。 スクールの講師やそこでできた友達のおかげで高校時代の友達から歌うまといわれるまでに様変わり。 ギター、ピアノ、ウクレレなども習得しマルチな音楽家を目指すも結婚、出産により現在休止中。 2児の母。 好きな歌手は、小柳ゆき