基礎知識

バイオリンの歴史と4つの種類をご紹介!これでプチ自慢ができる!?

バイオリンの写真を見せて、「この楽器はなんですか?」と問えばほとんどの人が「バイオリン!」と答えることができるでしょう。
バイオリンはとてもポピュラーな楽器ですが、バイオリンについて、いつ頃できたのか、どこで誕生したのか、その歴史を知っている人は意外と少ないのではないでしょうか?
また、バイオリンには「バイオリン属」という属性があり、4種類の仲間があることはご存知ですか?

本記事ではバイオリンの歴史と、バイオリンの仲間について、ご紹介します。

バイオリンの歴史・始まりは「東」

バイオリンの祖先とも言える楽器たちは世界の東に位置する国々で生まれました。
中世のオリエントから伝わって、

・15世紀のフランス、スペインで使われたレベック

・中世末期のヨーロッパで使われたフィドル

・アラビアのラバーブ

ラバーブは中国で独自の進化を遂げ、二胡や馬頭琴となりました。

中国の楽器と、バイオリンのルーツが一緒とはちょっと意外な雰囲気で驚きますね。

バイオリンの歴史・現存する最古のバイオリン

バイオリンは1550年ごろ、突如として現れました。通常「進化」というものは魚から哺乳類へゆっくり進化していったように、少しずつ改良されていくものです。

しかし、バイオリンは最初から「バイオリン」として、完成した形で生まれたのです。ちなみに、1550年ごろのバイオリンは現存していません。当時の絵画にバイオリンが登場したことから、誕生した時代が特定できたのです。

では、現存する最古のバイオリンはというと、北イタリア出身でクレモナで活躍したアンドレア・アマティが1565年頃に作ったバイオリンが世界最古のバイオリンとなります。

バイオリンは属性があり、4種類の仲間がある

完成された形で生まれてきたバイオリンですが、その後バイオリンを軸としてバイオリンを含め4種類の仲間が誕生しました。
その仲間とは、バイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスです。

バイオリンは有名ですが、その他の3種は名前は聞いたことがあっても、詳しい形や特徴を答えられる人は少ないのではないでしょうか?

それでは、バイオリン属の楽器4種類について紹介します。

バイオリン属①バイオリン

バイオリン属の1つめは、その属名にもなっているバイオリンです。
弓で弦を弾き音を出す弦楽器で、ポピュラーな楽器です。バイオリンの故郷であるイタリアはクレモナ製のものが現代でも最高級のバイオリンと言われています。

バイオリン属②ヴィオラ

見た目はバイオリンとほとんど違いはありませんが、ヴィオラのほうがやや大きく、音もバイオリンよりも低めです。

バイオリンと違い、あまり独奏楽器としては人気がありませんでしたが、近年では独奏曲も多く作られるようになりました。

本来ならより低音を出すため、よりボディが大きい方が良いのですが、大きすぎると持ち手に負担がかかる、演奏しにくくなるという理由から理想のサイズより小さく作られています。

バイオリン属③チェロ

チェロはそのボディの下に付いている足を地面につけて演奏するとても大きな楽器です。

クラシック音楽、オーケストラには欠かせない楽器のひとつで、独奏楽器としても人気があります。ロックやポップスの曲中でもしばしば使用されることからも、人気の楽器ということが分かりますね。

バイオリン属④コントラバス

チェロをさらに大きくしたような見た目のコントラバスですが、チェロはバイオリンを大型化した楽器に対して、コントラバスはヴィオローネという楽器が直接の祖先に当たるので、実は似て非なる楽器です。

しかし、バロック期後半からチェロの影響を受けてじょじょにバイオリン化してきたため、現代ではヴィオール属という属性と、バイオリン属のそれぞれに属した楽器となりました。

バイオリンの歴史と種類についてのまとめ

バイオリンのルーツは東の国にあり、16世紀に突如としてバイオリンは生まれて、4種類があるということは覚えていただきましたか?

本記事によって、これまで遠くに感じていた楽器バイオリンが少し身近になっていただければ幸いです。

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EMI
高校時代にみんなでいったカラオケで周りからバカにされてトラウマに。 独学でいろいろと歌を勉強してみたものの全くうまくならずに、一念発起してボイトレスクールに。 スクールの講師やそこでできた友達のおかげで高校時代の友達から歌うまといわれるまでに様変わり。 ギター、ピアノ、ウクレレなども習得しマルチな音楽家を目指すも結婚、出産により現在休止中。 2児の母。 好きな歌手は、小柳ゆき