基礎知識

ボイトレで一石二鳥!得られる効果は何!?

ボイトレの効果

ボイトレの基礎を学ぼう

発声とは何?

発声とは辞書的な意味では声を出すことですが、ボイトレにおいては声の出し方やその声自体を指します。基礎を身に付け、正しい発声を覚えてから自由に歌って頂きたいです。

呼吸の基礎をマスターすれば、どんな曲でも、どんな歌い方でもスムーズに習得出来るようになります。

演技と歌では声の使い方は違う?

発声法とはさまざまな目的のためにより効果的に、適切な方法で美しい声を出すことです。発声の目的は歌を歌うだけではなく演劇や演説などさまざまですが、それぞれの目的に応じて効果的な発声法は異なります。また同じ歌を歌うという目的の中でも、クラシック、ジャズ、演歌、ポップス、ロックなど音楽のジャンルにおいて効果的な発声法は異なります。

正しい呼吸法って何?

呼吸法は大きく分けて二つあり、一つめは胸式呼吸です。人間の通常の呼吸は肺にくっついた横隔膜の上下によって行われますが、この横隔膜の上下が小さいので空気は肺の上部に入り、外見上胸はふくらむためこのように呼ばれます。

二つめは腹式呼吸です。横隔膜の上下が大きいため空気は肺の下部に入り、外見上下腹部がふくらむためこのように呼ばれます。歌を歌う上では腹式呼吸が用いられます。

ブレスの正しい使い方は?

ブレス=息の正しい使い方の基本は腹式呼吸でしっかりと吸い、支えが抜けないようにしながらゆっくりと吐くことです。

安定した声をつくるための支えって何?

支えとは狭義では腹式呼吸で息を吸って止めることを指しますが、歌を歌う上では少し解釈が異なります。

歌を歌う時は息を腹式呼吸で吸った後少しずつその息を使って発声することが望ましいので、いきなり横隔膜が上に上がって空気が抜けてしまわないよう、下向きの力をかけつづけることを言います。外見的には歌うときに下腹部が少しずつへこんでいく状態です。逆に支えが抜けてしまうと急に下腹部がへこむので鏡で確認すると理解しやすいでしょう。

歌の中で、もし息がしょっちゅう抜けてしまうようでは安定的な歌とは言えないので、しっかりと支えられるように練習しましょう。

支えの練習は、下腹部を鏡で確認しながらやってみよう!

 

ボイトレで得られる効果を紹介

幸福, 喜び, 純粋な空気, 自由, 熱意, 満足, オープン エア, 自然

正しい音程を得られるようになる

ボイトレで欠かせないのは呼吸法です。ボイトレではこの呼吸法を安定させることに力を注ぎますので、正しい音程を得られるようになります。正しい音程を頭で理解できていても、発声が安定しなければ正しい音程は得られないからです。

腹式呼吸で深く息を吸い込み、支えが抜けないようにしながらのどを開けて発声するという理想的な手順を踏めるようになると、音程がとても狂いにくくなります。

呼吸法をマスターすると音程が狂いにくくなる!

 

高低音を鍛えて幅広い歌にチャレンジ

低音域の発声法=胸声、中音域の発声法=中声、高音域の発声法=頭声と言います。中声は比較的誰でも簡単にできますが、胸声と頭声の発声法を覚えると歌える歌の幅がぐっと広がります。いずれも腹式呼吸で息を吸い、支えがきちんとできていることが基本です。のどがきちんと開いていることも必要条件となります。

のど明けのイメージは「うがいののど」です。うがいをするとき人は上を向きますが、この時アゴの付け根が下がって自然とのどが開くのです。(このとき口を大きくあける必要はありません。鏡でアゴの付け根が下がっているか確認すると良いでしょう)この状態で「さんま」と言うと「ま」の時に自然と胸の方向に響きます。これを利用して「さん~ま~」と伸ばして発声してみましょう。「ん」で響きが唇に集まり、「ま~」で胸の方に下向きに響いていきます。これが低音域の発声方法である「胸声」です。胸に響かせて発声するためこのように呼ぶのです。胸声は低く、固く、太い声が理想とされますので、胸から下に響いているか、迫力のある声が出ているかに気を付けて練習してみてください。

同じ基本の状態で「がんぐ」と発声すると「ぐ」で声が頭の後ろ側に響きます。これを利用して「がん~ぐぁ~」と高い声で発声すると「ぐぁ~」で頭の後ろ側に一度響いてから声が前に出ます。これが高音域の発声方法である「頭声」です。ファルセットとも言います。

特に高音域は息をたくさん使用するため支えが抜けやすいので、気を付けて練習をしてみましょう。低音域、高音域の発声がきちんとできれば表現力がぐっと上がり、歌える歌が確実に増加します。

高音、低音の出し方が分かると、幅広い歌を歌えるようになる!

 

自分の喉の構造がわかる

発声法では自分ののどが開いているかを常に意識しながら行うため、自分の喉の構造が理解しやすいです。たとえばきちんと喉が開くと喉仏が下がりますが、高音域だと喉が閉まりやすくなるため喉仏の位置で瞬時に自分の喉が開いているかどうかを確認できるようになる、といったことです。

多くの声を使い分けられるようになる

ボイトレで胸声、中声、頭声を使いこなせるようになったら次はミックスボイスに挑戦してみましょう。

ミックスボイスとはチェストボイス(表声)とファルセット(裏声)の境目をはっきり出さないようにする発声法で、日本ではMISIAさんが第一人者と言われます。定義があいまいな部分もあるのですが、簡単な考え方としては「頭声の響きで全ての音域を発声する」発声法です。

息が自然とたくさん声に混じるので腹式呼吸が不可欠で、中音域→低音域と少しずつ響きを確認しながらロングトーン練習をしてみるとコツが掴みやすいです。

様々な発声法で出る声の種類を声の色と言いますが、基本の発声方法だけでなくミックスボイスもできるようになるとさらに声の色が増えるということなので、個性的な表現力のある歌い手さんになることができます。

呼吸を整えるのにも最適

呼吸法は身体の力を抜いて、リラックスした状態で行うというのが基本のため腹式呼吸ができていれば自然と呼吸は整うのです。トレーニングをする際にはストレッチをしたり、自分が落ち着ける環境を整えたりするなどの工夫を行うと、より効果的でしょう。

呼吸法を練習すると普段から呼吸を整えやすくなる!

 

滑舌のトレーニングにも良し

ボイトレでは滑舌のトレーニングも行います。50音(あえいうえおあお~)、早口言葉、外郎売の口上などがおもなトレーニング方法ですが、いずれも発音をごまかさず相手に伝わるように言えているかがポイントなので最初はゆっくりからでもはっきり発声することを心がけましょう。

滑舌がきれいにできると歌詞が聞き取りやすくだけではなく、普段の会話でも説得力がつきます!

滑舌が良くなり、相手にも聞き取りやすくなるだけでなく、説得力UPにも繋がります!

 

正しい呼吸法と自宅でできるボイトレ法をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

ABOUT ME
EMI
高校時代にみんなでいったカラオケで周りからバカにされてトラウマに。 独学でいろいろと歌を勉強してみたものの全くうまくならずに、一念発起してボイトレスクールに。 スクールの講師やそこでできた友達のおかげで高校時代の友達から歌うまといわれるまでに様変わり。 ギター、ピアノ、ウクレレなども習得しマルチな音楽家を目指すも結婚、出産により現在休止中。 2児の母。 好きな歌手は、小柳ゆき