基礎知識

自宅でボイトレはできる!?気を付けること、メリット&デメリットを徹底解説!

ボイトレ練習方法

自宅でボイトレをするのは危険?

静かに

近所迷惑になる可能性がある

自宅でボイトレをする際、気を付けるべきことがいくつかあります。

その中の一つがボイトレを行う場所を選ぶ必要があるということです。なぜなら自宅で行う場合、一般的な自宅であれば必ず近所の目があるからです。歌を歌うということは自分が思っている以上に声を出しますし、自分が思っている以上に他人に迷惑がかかっています。またよっぽどでない限り自宅に防音等は施されていないでしょう。それが原因で近所トラブルになることもないとは言い切れません。しかしそれは自宅の中でも場所、そして時間を選べば解決できることです。

時間帯を選ぼう

最も現実的な方法は時間を選ぶことです。防音の家に住むことが何よりも良い方法ではありますが、やはりそうもいかないでしょう。そこで朝早くや夜遅くの時間を避け、昼間の近所の人が自宅にいないであろう時間帯を狙うことです。

また自宅でなくてもカラオケでボイトレをすることも可能です。これらの他に、この問題の解決方法として大きな声を出さないボイトレをするという方法もあります。

独学で学ぶと変な癖がつく

3つ目は自分のオリジナルのボイトレを行うことによって正しいとは決して言いがたい独自の歌い方が身についてしまうからです。独自のものがマイナスになるトレーニングであった場合、例えばプロになれるような才能があってもそれを台無しにしてしまう可能性も大いにあります。

この3つの項目はボイトレをするにあたり、まず立ちふさがる壁だと思います。ここでは自宅ボイトレのメリット、デメリットをお伝えします!

 

自宅でボイトレをするメリット

自分のペースでトレーニングできる

ボイトレ教室に通うと、「毎週何曜日の何時にレッスン」というように、コースを選んだ時点でそのスケジュール通りに練習しなければなりません。
レッスンをたくさん入れたはいいものの、思ったより辛くて続けるのが大変になってしまうことも。

自宅でのボイトレなら、短時間のトレーニングから始めて、様子を見ながら徐々に時間を増やしていったりと、無理なく練習メニューを組むことができます。

また、仕事や学校など、自分の生活に合わせて細かく練習時間を決めることができます。
さらに、練習の時間帯を前もって決める必要がないため、暇な時間ができたときにすぐに始めたり、調子が悪い時は練習を避けたりなど、融通を利かせられるのが利点です。

通う必要がない

教室に通う手間がかからないというのも大きなメリットです。
教室に通うとなると、かかる時間や交通費、出かけるための準備など、様々なことを考える必要があります。特に、遠くの教室に通う場合や天気が悪い時などは、その往復だけで練習するモチベーションが下がってしまいますよね。

しかし、自宅であれば天候や服装、交通費など、気にすることは一切なく、気楽に練習できます。教室に通う時間が節約できるため、その分練習に充てられる時間も多くなります。

お金がかからない

ボイトレ教室の場合、レッスンを受けるのに大きなお金が必要になります。

料金体系は教室によって様々ですが、一回のレッスンに対し、マンツーマンでは5000円、グループでのレッスンだと2000〜3000円ほどかかるのが一般的です。
一週間に一回レッスンを入れたとしても、一月に一万円ほどはかかると見積もった方が良いでしょう。教室では本格的なレッスンが受けられますが、ボイトレをこれから始めてみようという初心者の人にとっては、かなり敷居が高いと感じる人が多いです。

しかし、教室に通わずに練習するのなら、レッスンの費用などは考えなくてよく、始めようと思えば0円からでも始められるのが魅力です。教材についても一冊1000〜2000円ほどで購入できるものが大半で、敷居はかなり低くなっています。

自分に適した教材を自分でチョイスできる

ボイトレと一言でいっても練習の仕方は様々で、自分の目指す歌声の系統によって理想的な練習方法が異なります。
教室の先生ごとに、使う教材や練習のスタイルも変わるため、一度レッスンを始めてしまったら、自分に合わないと感じても、その先生のやり方に合わせて練習しなければなりません。

しかし、自宅でボイトレをする人であれば、色々な教材を購入してみて、自分に合ったもので練習していくことが可能です。

自宅でボイトレをするデメリット

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間違った学習をしてしまう

自宅でのボイトレの場合、専門の講師が教えてくれる訳ではないので、自分が正しいやり方でボイトレを行なっているかが確認できません。

全く意味のない練習や、逆に喉を痛めてしまうようなやり方をしている可能性もあります。
さらには、練習そのものが自分の声に向いてなかったりしても、気づくことができないというリスクがあります。

分からないとき教えてくれる人が近くにいない

ボイトレの教材やDVDなどを参考に一人で練習しようとしても、内容がよく分からないこともあります。口の開き方や姿勢など、教材を見るだけではどうすれば良いのか分からずに困ってしまうこともしばしば。

そうした際に、すぐに誰かに聞くことができないのが自宅でのボイトレの欠点です。
分からないことが解決せずに一向にボイトレが進まない可能性もあるので、練習の効率は教室に通った場合に比べて悪くなります。

周囲の迷惑になる可能性がある

大きな声を出すというのは、歌唱力の上達においては非常に重要なことです。
通常、ボイトレ教室には防音設備が完備されており、周りのことを気にすることなく大きな声を出すことができます。

しかし、実際に防音設備の整った家に住んでいる人は少ないので、家の中で大きな声を出せない場合が多いですよね。特に夜間などは近所迷惑になり、まともな練習にならないという人もいるでしょう。常に音漏れを警戒しながらの練習になるため、トレーニングの成果が出にくくなってしまいます。

自分の現在地がわからない

ボイトレ教室の場合、生徒の歌唱力について熟知しているので、自分のどこが伸び、何が足りないかをきちんと教えてくれます。
また、グループレッスンであれば他の生徒と練習の成果を比較することができるので、自然と自分の到達したレベルがわかります。

しかし、自宅でのボイトレでは自分のレベルを正しく分析できる人がおらず、実力を比較する相手などもいません。
そのため、自分の歌唱力がどれほどのものなのか分からずに、不安な気持ちのまま練習することになります。

モチベーションが続かない

自宅でのボイトレは継続するのが難しいです。
講師や他の生徒と一緒に切磋琢磨できるボイトレ教室と違い、一人で毎日同じ練習を繰り返すばかりで変化がないため、退屈に感じてしまいがちです。
また自分のペースでやれる分、「今日はやらなくてもいいや」と怠けてしまうこともあるため、確実に続けたいという場合は教室に通うのが最善です。

腹式呼吸や共鳴は一人では身につかない

練習によっては、人に手伝ってもらわないとできないものもあります。
例えば、きちんとした発声になるよう体を抑えてもらいながら声を出したり、ピアノの伴奏に合わせて歌ったりなどは、必ずプロの先生と一緒でなければ練習として成立しないものです。
こういった練習は一人ではできないため、自宅でのボイトレでは完璧な呼吸法を会得しにくいです。

歌は歌唱力だけではない

歌の才能を高めるには、トレーニングをして歌唱力をつけるだけでは足りません。相手を感動させられるような、味のある歌い方をマスターすることも大切です。
「この人の歌声は他の人と違っていて心地よいな」と思ってもらうためには、自分のやり方にこだわるばかりではなく、人からそのコツを教えてもらう必要があります。

しかし、一人での練習では我流になってしまうため、インスピレーションが湧かず、より奥深い歌い回しを習得することが困難になります。

結局ボイトレは家でやるべきなの?

家でやるべきかどうかは人によるが、教室に通い、自宅学習するのがベスト

自宅学習する際、最も大切なことは、行なっているトレーニングの目的は何か、どのような理由で、どういった効果が期待できるのか、というような意味を理解していることです。ただ闇雲に練習していても間違った練習法であれば、意味もなくかえって遠回りになってしまいます。

「声を出す」ということには、色々な要素(声量、音程、呼吸など)がある為、サポートやチェックはあるに越したことはありません。歌を上手く歌うにも、通る良い声を出すにも一定のレベルが必要です。専門家やトレーナーの指導、アドバイスは非常に大きな意味を持ちます。客観的に観察した上での指導は、独学では得られない貴重なものとなります。

上達する為には、自主的な練習は不可欠です。より良くなる為の改善策を練るのであれば、自分の声を分析してくれる専門家、トレーナーに聞いてもらうことが確実です。
自宅での練習を繰り返し、専門家、トレーナーの指導を仰ぐことのできる教室に通うことが、上達の為のベストな方法だと思えます。

スクールが遠い地方民はやむを得ない

ボイストレーニングをするには、スクールに通い、自宅でも練習をすることが上達の早道と言えます。
しかしながら、住んでいる地域によっては、通える範囲にスクールがない場合も少なくありません。地方在住となれば、定期的にこまめに通うには、時間的、金銭的(レッスン代に限らず交通費まで)に負担がかなりのし掛かります。
時間的、金銭的な余裕が無い場合は、やむを得ずスクール通いをあきらめることもあるはずです。スクールに通わず、専門家に指導を受ける方法として、オンラインのレッスンを利用することもひとつ考えられます。メリット、デメリットを考慮した上での選択のひとつです。
家の周りに広がる田んぼや畑があれば、周りへの配慮はもちろんですが、大きな声で発声練習するには、よい環境と言えるかもしれません。スクールが遠い地方在住の方も、上達するための方法を模索することは必要かもしれません。

カラオケボックスなどが独学にはおすすめ

学でボイストレーニングをするには、様々な方法がありますが、音楽にのせながら、思い切り歌うことのできるカラオケボックスは、おすすめの練習法のひとつです。
ボイトレに通わず、カラオケボックスを利用することは、もちろん指導してくれる専門家はいませんが、金銭的な負担は軽くなります。

カラオケボックスでの練習をより効果的にするには、スマホを使って録音、録画することをおすすめします。録音、録画した音源を聴き直し、ブレス、腹式呼吸などのチェックをすることが、次の練習に繋がります。一人でただひたすらに歌い続けても効果が出にくく、成長も実感として得にくくなります。自分の歌を冷静に聴き、映像を見るクセを付けることは、独学していく上で重要な役割を果たすと言えます。

専門家の指導を受けることがないのであれば、いかに客観的に自分の歌を聴くことができるか、が大きなカギになります。

ABOUT ME
EMI
高校時代にみんなでいったカラオケで周りからバカにされてトラウマに。 独学でいろいろと歌を勉強してみたものの全くうまくならずに、一念発起してボイトレスクールに。 スクールの講師やそこでできた友達のおかげで高校時代の友達から歌うまといわれるまでに様変わり。 ギター、ピアノ、ウクレレなども習得しマルチな音楽家を目指すも結婚、出産により現在休止中。 2児の母。 好きな歌手は、小柳ゆき