練習方法

私がやってよかった、ボイトレ学習法おススメ5選!

ボイトレ練習

ボイストレーニングの基本は腹式呼吸

腹式呼吸って何?

私たちは普段、胸式呼吸と呼ばれる胸で行う呼吸を自然としています。胸式呼吸とは、肋間筋という筋肉で肋骨を動かす呼吸法です。腹式呼吸は胸ではなく、お腹を膨らませることで行う呼吸のことをいいます。肺の下にある横隔膜という筋肉を動かし、肺を下向きに大きく広げることで息をする呼吸法です。音量・音域の安定した声や長いブレス、力強いブレスなど、ボイスコントロールには腹式呼吸が欠かせません。ボイストレーニングの基本として、まずは腹式呼吸を覚えましょう。

腹式呼吸のメリット

なぜ腹式呼吸がボイトレの基本なのか。それは、腹式呼吸が発声法としてとても優秀だからです。ボイトレにおける腹式呼吸のメリットとして「喉に負荷がかからない」ということが一番に挙げられます。胸式呼吸での発声は喉の筋肉を多く使うため、喉に大きな負担がかかり、短時間で声が出せなくなってしまいます。また、大きな声や高い声を出そうと力んで首や肩を痛めてしまうこともあります。腹式呼吸は、腹筋と横隔膜という腹部の大きな筋肉を使って呼吸を行うので、同じ力を使っても負荷が分散され喉への負担が減ります。また、腹筋を意識することで重心の安定した姿勢をとることができ、より大きな声を力まずに出すことができるようになります。副交感神経というリラックスできる神経を刺激してくれるので、ゆったりと余裕のある気持ちで発声できたりと、腹式呼吸はボイトレにぴったりの呼吸法なのです。

腹式呼吸の練習法

腹式呼吸を覚えるには、仰向けに寝転がって呼吸をしてみるとわかりやすいです。眠るときには自然と腹式呼吸になっているので、感覚が掴みやすいのです。体の力を抜いて、おへその下あたりに手を置いてゆっくりと息をすると、呼吸に合わせてお腹が上下するのが確認できます。お腹を使って呼吸をしているのがわかったら、次は腹筋を使ってお腹をへこませながら息を吐いていきます。このとき、勢いをつけて強く吐くのではなく、長く一定の強さで出すのを意識します。息を吐ききったら3秒ほど息を止め、へこませたお腹を膨らませてお腹の底に空気を送り込むイメージで息を吸います。このときも、力んでしまうと胸式呼吸で止まってしまうため、ゆっくりと鼻から息を吸いましょう。

横になった状態でできるようになったら、立った状態でも同じことができるように練習を重ねましょう。腹式呼吸を体がどのように行っているのか確認するために、仰向けに寝転がって呼吸をしてみましょう。

人間の体は眠るときに自然と腹式呼吸をしており、横になるとその感覚が掴みやすいです。お腹に手を置くと、呼吸に合わせてお腹が上下するのが確認できます。腹式呼吸の動きがわかったら、意識的に腹式呼吸を行う練習をします。仰向けのまま、お腹をへこませながら息を吐いていきます。このとき、勢いをつけて強く吐くと余計な力が入ってしまうので、長く一定の強さで出すのを意識します。息を吐ききったら3秒ほど息を止め、へこませたお腹をゆっくりと膨らませながら息を吸います。このときも勢いをつけると体に力が入ってしまうので、息を吸うことは意識せず、お腹を膨らませることで口や鼻から空気が通り、お腹へ溜まっていくイメージをしてください。

横になった状態で意識的な腹式呼吸ができるようになったら、立った状態でも同じやりかたで腹式呼吸を練習しましょう。

腹式呼吸はまず寝転がって練習してみましょう!

 

腹筋の鍛え方

ボイトレに必要な腹筋は筋肉の鎧ではなく、正しい姿勢を維持する柱と横隔膜の動きを補助するためのしなやかなゴムのような筋肉です。ですから筋トレのメニューには、筋肉をほぐすストレッチを多く取り入れて筋肉の柔軟性を伸ばしましょう。

今日からでも取り組めるストレッチに「背伸びストレッチ」と呼ばれるものがあります。胸の前で組んだ手を上に上げてゆっくりと伸びをするストレッチです。立った状態で行うのが最も効果的ですが、起床後や就寝前の横になった状態や座った状態でもできるのがメリットです。

筋肉そのものを増やすメニューならば、仰向けから両足を揃えて持ち上げるトレーニングや、体幹トレーニングとしてよく知られている「フロントブリッジ」など、道具などを使う必要がない初心者向けのメニューがおすすめです。

胸式呼吸との違い

胸式呼吸と腹式呼吸の違いは、息の使い方の違いと表現することができます。胸式呼吸は意識しなくても自然に行える呼吸法で、呼吸のサイクルが腹式呼吸と比べると短く頻繁な息継ぎが必要です。そのため、長時間声を使う演説やプレゼンテーション・声楽などにはあまり向いていません。

しかし、交感神経を刺激してほどよい緊張感を与えたり集中力を高めてくれるので、ひとつのことに注力したいときや気分のリセット、意識の切り替えをしたいときに力を発揮します。腹式呼吸は長い呼吸サイクルで声が出せるのでボリュームや声質、呼吸そのものが安定します。喉だけの発声よりも口や鼻腔で響かせた音になるため、声に深みが出て会話や歌唱に説得力が増します。睡眠時の呼吸でもあるためリラックスでき、緊張をほぐしてくれます。副次効果として姿勢もよくなるので、堂々とした姿を見せたいときに力を発揮してくれる呼吸法です。

身に着けたい正しい発声法

できるだけ喉から声を出さない

歌が上手い人や声にハリがある人に共通しているのは、発声時に喉から声を出すのではなく、お腹から声を出しているということです。これを腹式発声といい、腹式呼吸を利用した発声法として、ボイトレでは基本になっています。喉から声を出すと声自体の力強さに欠け、また無理をすると喉を痛める原因にもなってしまいます。

口は大きく開ける

口を大きく開けて発声することで体に取り込める空気量が増えるので、よりお腹から力強く歌うことができます。また、喉にかかる負担も軽減できるので、長く歌った後でも声が枯れにくくなります。

口の動きは正確に

一字一句、しっかりと正確に口を動かして発声することも大事なポイントです。「あ、い、う、え、お」の母音をベースに、少し大げさなぐらい口を動かして発声することで口の筋肉のストレッチにもなり、歌うときの表現力も身に着きます。

意識したいのは腰回り

ボイトレの分野でもストレッチや筋力トレーニングを行なうことは重要です。腹式発声のトレーニングとしてよく挙げられるのが腹筋トレーニングですが、実は腹筋だけを鍛えても満足のいく結果が出ないことをご存知でしょうか。ここで大事なのが、腰回りの体幹トレーニングです。腰回りを中心とした背筋トレーニングをメインに行なうことによって姿勢改善にも繋がり、発声がより安定したものになるのです。

ハイトーンボイスを手に入れる発声法

ハイトーンボイスとは、裏声とは違った力強い高音域の声のことを言います。心にそのまま響いてくるような歌声を持つ人は、ほぼ確実にハイトーンボイスを持っていると言っても過言ではないでしょう。発声トレーニングとしては、いきなり高音域から始めるのではなく、発声しやすい地声から少しずつ高く声を伸ばしていく方法が簡単で効果的です。しっかりと声量を上げることと、声をより遠くまで伸ばすイメージで発声することがポイントです。このトレーニングを重ねることで、力強く伸びのあるハイトーンボイスがだんだん身に着いてくるでしょう。

歌唱力を鍛えるために実践したボイトレ法3選

メトロノームを使ってブレステクニックの鍛える

ただ良い声が出るだけで、歌が上手いとは限りません。歌が上手い人に共通していることは、しっかりとしたリズム感があることです。曲のリズムに正確に乗れないと、息継ぎのタイミングがわからなくなって、ズレが出てしまいますよね。ここでリズム感を鍛えるのに便利なのが、メトロノームです。メトロノームの一定のリズムに合わせて発声をしたり、実際にアカペラで歌ってみるのも効果的なトレーニングになります。ここでリズムがズレないように、歌いながらもしっかり息継ぎができていれば、もうリズム感にも慣れてきていると言えるでしょう。

イントロでテンポをとることを意識づける

曲の歌いだしのノリが合わないという人は、イントロを聞き流してしまっているかもしれません。イントロで歌のリズム感をとっておくことが重要です。慣れない人は手拍子を使って、拍子のオモテとウラをつかみましょう。手拍子は歌のノリを知るためにおすすめの方法です。例えば、演歌ならリズムをオモテでとっても違和感はありませんが、ファンクやR&Bなどでリズムをオモテでとってしまうと、ノリが悪くなってしまいますよね。ウラのリズムも覚えることで、歌のグルーブ感も自然に覚えることができます。

上手く聴かせるにはマイクの使い方も大事

マイクを正しく使うことも、発声において重要なポイントになります。一種のパフォーマンスとしても色々なスタイルの持ち方や使い方がありますが、マイクの真ん中部分を持ち、常に口とマイクの高さがまっすぐ合うように使うのが、一番良く声が通る方法です。見た目のかっこ良さから、マイクの頭部分を持って歌う人もよく見られますが、発声時にデメリットがあり、声がこもりやすかったり、ハウリングが起きる原因にもなります。見た目だけにとらわれてしまうと、せっかくの歌声が良く聞こえない場合もあるので、基本的なマイクの使い方は押さえておくようにしましょう。

役者志望が利用するボイトレ法3選

外郎売を声に出して読む

歌を上手に歌うには、滑舌を良くすることが大切です。
役者志望の方にとって滑舌の良さはとても重要なポイントになってくるので、皆さん実践しているようです。

それでは、この「外郎売」というのがどういうものなのかを、ご説明させて頂きます。
「外郎売」というのは、1700年代に作られた歌舞伎のセリフ。
初めの方を少しだけご紹介すると、「拙者親方と申すは、お立会いの中うちに、御存じのお方もござりましょうが・・」などという感じで、とても言いにくい言葉が並んでいます。
これは第五段落まであり、全てを閊えることなく読むのはなかなか大変なのです。
でもこの言いにくさこそがトレーニングになるので、しっかり声を出して読む練習をすると滑舌よく歌を歌えるようになるでしょう。

ブロードウェイ式発声法は効果的

外郎売の他に注目されているのが、「ブロードウェイ式発声法」です。
世界的に大注目されるブロードウェイの舞台ですから、ボイトレにもかなり力をいれています。
そこで、このブロードウェイに立つ役者さんたちが行っている発声法を、ボイトレに取り入れてみましょう。大きく且つ、はっきりと響き渡る声を発するには、まず全身を使って呼吸を意識することがポイントです。肩幅に足を開いてしっかりと立ち、体に力が入らないようにリラックスしましょう。
そして複式呼吸になるように、お腹が膨らむことを意識しつつ鼻から大きくたっぷり息を吸って下さい。

続いて、少しずつお腹の中から空気を出すように、ゆっくり息を吐きだしていきます。
呼吸を意識することができたら、今度はその呼吸に合わせてハミングをしていきましょう。
タイミングは、息を吐く時です。
息を吐きだしながら、ハミングを一緒にしてみて下さい。

喉からではなく、もっと体の中から声が出るように意識するといいでしょう。
この練習を続けていくと、よく響き渡るはっきりとした声を手に入れることができます。

お風呂場はボイトレに最高

お風呂に入っている時、気分が良くなって歌を歌ったら「なんだかいつもよりうまく歌えた気がした・・」そんなふうに感じたことがある方、とても多いと思います。
これは、ただ単にうまくなった気がしただけではなく、実際にカラオケなどで歌う時よりも「大きくて良い声」が出せているからなんです。

お風呂の中というのは、当然ながら湿度が高いので喉が乾燥するということがありません。
伸びのある声を無理なく出すには、やはり乾燥している環境ではなく、適度に湿度がある方がいいのです。

そして、ゆっくりと湯舟に浸かって心も体もやわらかくほぐれ、とてもリラックスしている状態なので、綺麗な声が出しやすくなります。
さらに、浴室というのか天井が高いことが多く、外に声が聞こえてしまうことを気にせず歌うことができるというのも、上手に聞こえるポイントと言えるでしょう。
このようなことから、お風呂場というのはボイトレにぴったりな環境だということが分かります。

とにかくリラックスをして、お腹の中から声を出すということを意識して歌を歌ったりハミングをしたりしてトレーニングをし、無理なく力強さを感じる声を出せるようにしましょう。

お風呂場はボイトレにピッタリの練習場!リラックスして声を出してみよう

 

初心者が意識したいボイトレ法

舌や顔の筋肉のストレッチ

ボイストレーニングを行ったことがないという方には、まず舌や顔の筋肉のストレッチを行うことをおすすめします。
良い声を出すためには、筋肉を柔らかな状態にしておきましょう。

【顔の筋肉をやわらかくほぐす】

まずは、顔の筋肉からほぐしていきます。
初めに口をすぼめて突き出すような形にして下さい。
次に、すぼめていた唇を横に引き伸ばします。
それぞれ「う」と「い」の形をイメージして、交互に何回も行っていきましょう。
「い」の形の時は、少し頬が上がるようにすることを意識すると効果的です。
続いては表情筋のストレッチです。
私たちは普段の生活で、表情筋の30%くらいしか使っていないと言われているので、しっかりとほぐすことを意識して下さい。
目をぎゅっと瞑って口もしっかりと閉じます。
その後すぐに目を大きく見開き、口も大きく開けましょう。
びっくりした時の表情をイメージするといいでしょう。

【舌の奥もよく伸ばす】

舌の奥をしっかりと伸ばしてあげることで、滑舌が良くなります。
滑舌の良さは良い声に欠かせないので、舌のストレッチもしっかりと行っていきましょう。
舌をゆっくりと出していきます。
一気に伸ばすのではなく、少しずつ伸ばしていくのがポイントです。
口も大きく開いて、口の周りの筋肉もほぐれるように意識してみましょう。
その後、ゆっくりと元の状態に戻していって下さい。

大きく良い声を出すことができるようになるには、まず顔や舌のストレッチを行うことがポイントです。
ボイトレの前にストレッチをすることを習慣にすると、筋肉がほぐれて声を出しやすくすることができるでしょう。

水泳で肺を鍛えよう

安定した歌声になるためには、肺活量を鍛えることも大切になってきます。
肺活量がないと、大きくしっかりとした声を出すことができませんし、息も長続きしません。
歌を綺麗に歌うためには、ブレスの場所もポイントになってくるので、息が続くように肺活量も鍛えていきましょう。
そこでおすすめしたいのが、「水泳」です。
水の中では息を止めて、顔を上げたときに息継ぎをする・・
この繰り返しで肺活量を鍛えることができるのです。
さらに、水泳は全身を使う運動なので、体をほぐしてしなやかな状態にすることができます。
伸びのある声を出すには、全身をほぐすことも効果的なので、水泳はとても効果があっておすすめです。

喉を開く意識を身に着ける

「喉を開く」というのは、どういう感じなのかイメージが掴みにくいこともあります。
特に、ボイトレを始めたばかりの時はなかなか意識することが難しいものでしょう。
ですが、この「喉を開く」ということを意識するだけで、ぐっと伸びのある声を出すことができるようになります。

喉を大きく開くポイントは、口の奥の方を意識して広げ、喉仏を下げるということです。
慣れるまではなかなかうまくイメージすることが難しいと思いますが、口の奥が狭くなっていると同時に喉も狭くなってしまいます。できるだけ喉が広がるように、舌をぐっと下げるようなイメージで口の奥のほうを広く大きく開くようにしてみて下さい。
これで喉の奥が広がるような感じがして、そのまま声を出すとちょっとこもったような感じになるはずです。
うまくできていると喉仏も下がるので、何度か挑戦してみて下さい。

「喉を開く」ということを常に意識できるようになると、安定した歌声を手に入れることができるようになります。

リップロール

正しい音程を取ったり、ブレることなく高音・低音を出すことができるようになるには「リップロール」が効果的です。
他にも、裏声を綺麗に出すことができるようになったり、喉を大きく開く練習にもなるというとても素晴らしい効果があるんです。

【リップロール】

リラックスしながら唇を軽く閉じて下さい。
唇を少しだけ前につき出すようなイメージで、鼻から息を吸って唇を震わせながら息を吐いていきましょう。この時に、唇をきつく閉じてしまっていたり、吐く息の量が多すぎたり少なすぎたりするとうまく唇が震えません。

うまくいかない場合は、口の閉じ方を変えてみたり、吐く息の量を変えてみて下さい。何度も挑戦しているうちに、コツを掴むことができます。慣れてきたら、音楽に合わせてリップロールをしてみて下さい。

歌う時の唇のリラックスの仕方を覚えることができたり、うまく音程を取ることができるようになります。

タングドリル

ボイトレには、「タングドリル」というものも効果があります。
このタングドリルというのはどういうものかというと、これは舌を使って行うもので、「巻き舌」と言われているものになります。
リップロール同様、音程のブレがなくなり、正しい音程で歌うことができるようになったり、喉を大きく開いて綺麗な声が出るようになるというボイトレの一種です。
リラックス効果も得られるので、準備運動のような感じで行ってみてもいいでしょう。

【タングドリル】

口を軽く開けて、舌を上顎に軽くつけます。
そのまま息を吐きながら声を出し、舌を震わせることを意識してみて下さい。
慣れるまでは吐く息の量がわからなかったり、うまく舌を震わせることができないこともあるかもしれません。
ですが、練習していくうちにコツを掴むことができるので、息の量も舌の位置もわかってくるでしょう。

こちらも慣れてきたら、リップロールと同じように音楽に合わせてやってみると、さらに効果をアップさせることができます。

ABOUT ME
EMI
高校時代にみんなでいったカラオケで周りからバカにされてトラウマに。 独学でいろいろと歌を勉強してみたものの全くうまくならずに、一念発起してボイトレスクールに。 スクールの講師やそこでできた友達のおかげで高校時代の友達から歌うまといわれるまでに様変わり。 ギター、ピアノ、ウクレレなども習得しマルチな音楽家を目指すも結婚、出産により現在休止中。 2児の母。 好きな歌手は、小柳ゆき